【SVシングルS8】Goodグッドスタッフ【最終377位/レート2007】

はじめまして、ジェントリです。

SVシーズン8にして遂に目標の最終レート2000を達成できたため、記念に初めての構築記事を書きました。記録のような形で自分の考えていたことなども書いています。最終3桁やレート2000を目指している方の参考になれば嬉しいです。

 

最終順位377位 レート2007

使用構築

 

構築経緯

シーズン中盤、新環境の構築作成に苦難しており、twitterで流れてきた暇神さん(@4kPYn4Ft3DQXt1U)の今日ポケ杯構築のレンタルを試してみたところ使用感が良かったため、それを真似て使うことにした。

        暇神さんの構築原案(掲載許可をいただいています)

 

個体紹介

ディンルー

ディンルー@オボンのみ

テラスタイプ:どく

特性:わざわいのうつわ

性格:わんぱく

実数値:261(244)/130/179(140+)/*/116(124)/65

技構成:じしん/カタストロフィ/ふきとばし/ステルスロック

 

原案から唯一いじった枠。

シーズンを通して暴れていた龍舞カイリューに起点にされてしまうのが辛かったため、ヘビボン→吹き飛ばしに変更。また、ツツミに弱点を突かれないようテラスを水→毒にし、Dに少し厚くした。受けループ意識の挑発でもよかったかもしれない。

ステロ撒きディンルーをこれまであまり使ってこなかったこと、他のポケモンにテラスを使いたいことからそれほど選出できなかった。出した試合は活躍したためもっと信頼して良かった気がする。ディンルーを強く使えるようになりたい。

 

カイリュー

カイリュー@たべのこし

テラスタイプ:ノーマル

特性:マルチスケイル

性格:いじっぱり

実数値:195(228)/204(252+)/116(4)/*/121(4)/103(20)

技構成:しんそく/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

 

原案そのまま。

新環境でも最強だったポケモン

カイリューの型として神速地震アンコ羽や電磁波エアスラも考えたが、この構築においては神速が必須だと感じ、鬼火や電磁波で簡単には止まらない点を評価してノマテラ龍舞型で採用。龍舞からの全抜き、神速で削れた相手を落としきる、マルスケと羽によるクッションなどなんでもできた。

持ち物に関して、受けきれる範囲が広がる、相手の交代や倒した際にマルスケが復活するのが強力、パオウーラの圧でステロが簡単に撒かれにくいため食べ残し。

最も意識されたであろうカイリューの型だが諸々を越えていくだけのパワーがあった。

時々あたる珠イダイトウがノマテラ羽休めをしてるだけで珠ダメ+ウェブタ反動で勝手に削れていって面白かった。

 

サーフゴー

サーフゴー@こだわりメガネ

テラスタイプ:みず

特性:おうごんのからだ

性格:ひかえめ

実数値:163(4)/*/115/203(252+)/111/136(252) 攻撃個体値0

技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/テラバースト/トリック

 

原案そのまま。

ガチ特化眼鏡サフゴ。半端な受けを許さない。

臆病カミのシャドボ耐えぐらいまで耐久を振ることも考えたが、構築で重いヘイラッシャ等の受けポケにできる限り負荷をかけたいためこの調整にした。シャドボにあと投げしてきた相手のパオを鉢巻ラオスのアクジェ圏内まで削れるなどの利点もあった。

また、耐久振りウーラオスを上から殴れることも多く、サフゴのSは振り得だと思った。

テラスタイプは水。火力不足は特に感じなかったため、一致の鋼より耐性を変えられるテラスで正解だった。眼鏡がバレた後、ラス1同士の対面で相手のパオや悪ラオスが鋼テラス1点読みの格闘技を撃ってくることがあるため、格闘が等倍以下のテラスが良いと思う。

イーユイやヒードランへの打点で搭載していたテラバは打つ機会がなかったがお守りとして残していた。相手の水テラスに強く出れる10万ボルトやトリック後に火力を出せる悪巧みのほうが役立ちそう。

構築単位で初手の鬼火ロトムを呼ぶためその引き先として重宝した。

ブエナツツミにテラスなしで勝てる貴重な駒なので、ツツミ入りに出したときは体力管理を意識して立ち回ることが多かった。

 

パオジアン

パオジアン@きあいのタスキ

テラスタイプ:ゴースト

特性:わざわいのつるぎ

性格:ようき

実数値:155/172(252)/101(4)/*/85/205(252+)

技構成:つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

 

原案そのまま。

相手のカイリュー切り返し枠1。ミラーの勝率を上げるため最速聖剣。

初手置きも出来るが、2体目3体目として出す襷パオがあらゆるポケモンのストッパーになり本当に強かった。勝てる試合を外しで落としたくないため、他の技で十分な場面は氷柱より砕くや聖剣で確実に削ることを意識していた。

襷枠ではあるが、高い素早さと霊テラスによる行動保証を活かして、シャドボで拘ったサフゴとカイリュー対面の引き先としても役立つ。

シーズン通してほとんど氷柱怯みも外しもなかったが、3回目の2000チャレで超有効怯みを引いて運勝ちさせてくれた厄災ヒーロー。ありがとう。

 

ハバタクカミ

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:みず

特性:こだいかっせい

性格:おくびょう

実数値:161(244)/*/107(252)/156(4)/156(4)/171(4+) 攻撃個体値0

技構成:ムーンフォース/いたみわけ/めいそう/あまえる

 

原案そのまま。

1ウェポンのHBブエナカミ。カイリューの切り返し枠2。

対面でパオジアンを無力化したり、龍舞カイリューをあと投げから起点にする化け物。

シーズン中盤にはよく選出していたが、終盤になるにつれ相手のドヒド、ドオー、ハッサム、バレルあたりを見るとほとんど選出できなかった。これまでブエナカミをあまり使ってこなかったので通せる構築を見極める練度の低さが原因だと思う。出せないなら構築で重めのツツミを意識したH振りスカーフやチョッキに変えるべきだった。

一方で、終盤には相手の甘えるカミも増えていてパオで止まらないのがキツかった。最終日に当たった甘えるカミは基本ムンフォ1Wだったので甘えるをみたらサフゴで対処していた。逆に、サフゴがシャドボで倒された場合は甘えるがないと判断していた。

今後さらに増える可能性があるためしっかりと対策したい。

 

ウーラオス

水ウーラオス@こだわりハチマキ

テラスタイプ:どく

特性:ふかしのこぶし

性格:いじっぱり

実数値:175/200(252+)/121(4)/*/80/149(252)

技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/とんぼがえり/アクアジェット

 

原案そのまま。

初手からすべてを破壊しに行くクマさん。選出率は体感1位。

鉢巻をもつことで相手の想定を超えた火力を1ターン目から出すことができる点が他の水ラオスとの差別化点。

水流連打を押すだけで相手の等倍中耐久ポケモンが吹き飛んでいく。

また、鉢巻インファの火力が特に凄まじく、あと投げされたHBハッサムロトムに対しオボン込みで確定2発、ヘイラッシャも4~5割削れる。

このポケモンがいるおかげで初手にステロを撒かれにくく、裏のパオの襷やカイリューマルスケを残せる。初手で対面した相手のディンルーがパングロ剣舞を意識してかテラスせずカタストから入ってくることが何度かあった。次のターンにはステロも撒けずに沈んでいく。

テラスタイプはフェアリー半減かつテラス後にパオやラオスに弱点をつかれにくい毒。初手で1体倒した後に出てくるブエナカミを何度も返り討ちにした。不意のサイコファングパオには負けた。

初手パオ対面でのテラス択が難しかった。相手の構築にラッシャやバレルなどの引き先がいる場合は蜻蛉を押すようにしていた。ただ、裏にラッシャがいようともパオは初手テラバを撃ってくる。

技構成に関して、水流インファアクジェは確定で蜻蛉の枠は雷パン冷パンなどもありだと思う。

 

構築要点

・ディンルー以外の5体が全て試合を決めきれるだけのパワーがあるが、構築として決まった勝ちパターンがあるわけではないので、試合の中で相手の情報を得ながらどのポケモンをどう通していくのか考えることを意識していた。

・先制技を含め上から相手を殴れるポケモンが多いため、HPが少なくなったポケモンをそのまま切るのか、詰め筋として残しておくのかの判断が大切。

・上記2点を実行するにあたり、単純なことではあるが、細かいダメージ計算による型判別、自分のポケモンが突破されそうなときは事前に相手の構築を確認しなおす等の基本的な行動をするべき。

選出

特に決まった選出はなく、相手に合わせて決めていた。

・多かった選出

 ラオス+パオ+サフゴorカイリュー

・対ラッシャ、バレル、チオン、ミトム入り

 ラオス+サフゴ+@1

 

重いポケモン・並び

・テツノツツミ(特に初手)

・トリルミミガチグマ

・受けループ

 

あとがたり

s1~s4は4桁、s5~s7は3桁とテラスタル環境に少しずつ慣れていきながら、s8で目標だったレート2000を達成できて本当に嬉しいです。

最終日夜1950から開幕100溶かしで始まりましたが、自分のプレイングが悪くなければ勝てるという自信があったため諦めずに戦い抜けました。

また、TLに流れてくるポサ員をはじめとしたポケ勢や、配信をしている方々の頑張りがとてもモチベにつながりました。ありがとうございます。

今後さらに高いところにいけるよう新たな目標持って頑張りたいです。